2015年4月27日月曜日

絵で解いた十干文字


自然界を構成する「十個」の干支の文字があります。
「甲」・「乙」・「丙」・「丁」・「戊」・「己」・「庚」・「辛」・「壬」・「癸」で表した文字は、私たちの生活に深く関わり、季節を形成する大切な要素を秘めていますが、
日常の生活では馴染みがなく、文字の読み方さえ難しいと思います。


 櫛流の解釈で、これ等の文字を絵解きしてみました。下手な絵と笑いながら・・・・・自然界や、季節を感じて見てください!
 太陽や雲だけではなく、小川の流れや、海の景色を眺め、その時々の「風」をに触れると、忘れていた感性や思考が動き始め、アナタらしい表現力が膨らむことを祈りつつ。

 古代人の感性で表した「十干」の文字

甲と乙

=(きのえ)「風」を象徴し、清浄な青い空を表現し、チリを払い、天の指令を携え、太陽の出番を真っ先に告げます。風は自由自在に空間を走り、季節の環境を知らせながら、上昇と下降のエネルギーで生物の成長に関わります。
甲の絵文字は「卍の象」あるいは、矢車が回り「風を起こす」絵文字で捉えました。常に自然界の先陣を担い、道を開き、何事も猛果敢に挑む存在です。

=(きのと)風と同類で「空気(」を象徴し、生物の呼吸に関わり、吸収と排泄の特徴を担い、生物の肉体を維持し、成長を見守ります。
清浄な「天の風のエネルギー」を吸収し、生物に必要な「()」酸素を提供しす。
乙の絵文字は植物の葉の「緑色」で表現し、肉体の呼吸に関わる「管」を示し、生物の養育に関わる慈愛に満ちた「氣」を提供します。

丙と丁
=(ひのえ)「太陽エネルギー」を象徴し、季節を築き、昼を作り、生物の寿命に関与します。太陽は天の象徴として、地球へ春夏秋冬の光を注ぎ、「エネルギーを放射」します。
 丙の絵文字は季節へ、天の恩恵を提供する「天の存在」を意識させる文字で強調しています。

=(ひのと)太陽のぬくもり、季節に相応しい陽気を作り、生物、植物の体温を調整する「保存」のエネルギーを象徴しています。
丁の絵文字は太陽エネルギーを大地に定着させる存在として、温暖を打ち込む釘の役割で、季節の陽気を定着させる象徴となります。
丁の絵文字は生物の体温を調整し、健康を左右します。

戊と己

=(ちのえ)地球を象徴し、動物、植物、虫、あらゆる生物の生存を保護する「地中」を示し「安定」を心がけます。
 戊の絵文字は地中の深さを象徴しています。生物を生み育て、安息へ導き、樹木の根に痛めつけられ、鉱物資源を惜しまず提供し、常に傷を受けながらも、地球の「安泰」を心がけ、生物の平安を願っています。

=(つちのと)地上を意味し、季節の生物が姿を変えて美を競い、移り行く景色を表現しています。「戊」の地中の目的、役割を表現しています。
己の絵文字は、地中の穴倉から飛び出す生物の活動の始まり、誕生を伝えています。地球へ生物が誕生した存在を冬眠から目覚めた動物が希望の光に導かれて成長する様子を表現しています。


庚と辛

=(かのえ)「生物の肉体」を象徴しています。人間には肉体を支える骨があります。男性的な雄姿を象徴し、誕生から人生を終えるまで、肉体を守る骨「象牙色」で表現しています。
庚の絵文字は威厳を示し、堂々とした存在感を男性的な姿で表現し、知恵と勇氣で、脆弱な内臓を保護し、異性を守ります。平和を願い勇猛果敢に挑み平和を望む地球の生物の姿を示しています。

=(かのと)生命であり、精神性を象徴し、ナイーブな女性的な行動で子孫を生み育て心を磨き、肉体を維持しながら未来の希望を秘めています。慈愛を象徴しています。
辛の絵文字は、女性的な繊細さを強調し、肉体に保護されながら、精神を紡ぎ、子孫を生み育てる生物の命の継承を象徴しています。


壬と癸
=(みずのえ)雨、流水、冷気を象徴し、太陽の熱を奪い寒氣を導き、生命維持の「水」を天から運び、大地へ川を作り、潤いを提供します。曇天の様子をグレーで表現しました。
壬の絵模様は、土の上に雲を張り、太陽を隠す様子を示しています。太陽を隠せば冷気が強まり、体温を奪われ、活動も緩慢になります。陽の発展を抑え、世代交代に導く働きも担います。
また空に浮かぶ雲は、天と地を結び、生物の安息を見守る存在として雲の中に潜んでいます。

癸=(みずのと)太陽が去った闇の状態を象徴しています。また肉体を保つ潤いを体内に潜ませ、生命維持を図ります。生物のために大地の湿度を保ち、安心を提供するために雨雪を貯蔵する湖を保存し、海に至って水を天へ戻す大役を担います。
癸の絵文字は、家の中に「天」を閉じ込めて、闇を強調し、生物の肉体を健全に保ち、静寂な安らぎを守り、明日の希望を与えます。未来のために、新鮮な肉体を整備し、元氣を与え、再生を促します。




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2015年4月20日月曜日

山登りの練習

御岳山の「氣」を求めて登山します


東京都下、多摩の地にある御岳山(標高千メートル)に縁をいただき、数年前から登っています。
最初の登山はケーブルを降り、御嶽神社の山門に行く石段の途中でギブアップ!
勢いよく登りはじめたものの、動けず、バックを友人に背負ってもらい、幾度も休息しながら・・・山道をのぼりました。迷惑をおかけした登山の思い出です。

山は苦労し、疲労しながら、なぜ、登りたくなるのでしょうか?山には不思議なエネルギー「生命の補給所」があるような氣がします。今年もご縁をいただき、新緑の5月に行けそうです。
現在、登山に備えて近所の急な坂道で毎日、歩行訓練を始めました。

仙人が愛した 哲学の山
数十年前までは、御岳山の山小屋には、仙人と慕われた「老師(ろうし)」が住んでいたそうです。
人々のために読経し、人生の大切さを説き聞かせていたそうです。老師を慕い老若男女が集い、宿泊希望者は時には数十人も宿泊していたと伺いました。 その老師も長寿を全うし、世を去り、現在は静かな山小屋が侘びた姿で佇んでいます。
老師は、「天から与えられたられた人生の約束」を果たす大切さ、魂を曇らせない生活を説いていたそうです。また世の中の平安を祈り、平和な地球のために読経し、天へ心を併せて日々、瞑想し、人間性の向上を祈っていたそうです。

御岳山の「()」の素晴らしさを語ってくれた友人も今は世去り、私は友人の想いを辿るために御岳に登り始めました。山道は、苦しく大変です。しかし山の緑、最高の風から元氣を頂き、下山する時は、また直ぐにでも登りたいと思いつつ、景色を身体に収めて帰ってきます。


御岳は「山岳マラソン」でも有名だそうで、この山道を走る若者の雄姿を想像して感動しています。
景色は、どこの山も美しく感動します。でも御岳の山荘・「道院」で瞑想してみると、魂の浄化と生きることの大切さ、個々の命の運び方を実感できるような「哲学の山」に相応しいと感じてしまいます。

人生に傷つき、悩んでいる人に、山での瞑想をおすすめしています。心身に力が漲り、元氣が充満し、再び仕事に挑戦する勇気が芽生えるように感じます。 人生に好調な幸せな方は、天へ感謝し、これからも健康で活躍し続けることを願う場となるのではないでしょうか。私は、生活の中で淀んだ心を清める場として御岳へ行けることに感謝しています。夜は森閑とした闇を照らす月のエネルギーを呼吸し、朝は夜明け前の氣を全身に浴びながら太陽を待っていると、オーラに包まれる氣分です。西に富士山を望み、東は筑波山を見渡し、雲の神秘を眺めていると、人間として生きていることに感謝しないではいられません。5月の登山で景色を写してきます。


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2015年4月4日土曜日


パソコンに背かれて!


さ~て、今日も頑張るか。
腕まくり宜しくパソコンへ向かってみたものの・・・パソコンは私の気持ちを無視。素知らぬ顔で「勝手にやれば」・・・
「お願い、ご機嫌をなおして!」懇願しても無視。人間関係なら、嫌々ながらも「どうしたの!」と話を聞いてくれます。
パソコンには、私の気持ちなど通じません。・・・孤独! 仕方がない、甘えずにやってみるか。いつになったら仲よく心を通じあわせて楽しく会話が出来るのかしら!


神さまもビックリ

ある人が毎日、神様へ、祈ります。「どうぞ、息子の試験が受かりますように!」
毎日、毎日、可能な限り祈り続けました。お賽銭も奮発しました。しかし残念ながら、不合格でした。その後は、日参した神社へも行きません。後押ししてくれた人にまで、不満をぶつけて八つ当たりです。

「あなたのが、いい加減なことを言うから、口車に乗せられた」・・・なんて  ビックリ。
不満は全部、他人のせい。不安になると度に、時も構わず長電話。閉口しながらも不安な気持ちを聞き続けた日々。今は顔を合わせても素知らぬふり。あの応援は何だったのかしら。
夢中で祈っていた「神様」にも、それ以来お参りしません。神様には文句を言えないから、お人よしの人へ不満をぶつけうっぷんを晴らしています。

お子さんは実力がなかったのか、努力が不足したのか、運が悪かったのか? 
人間は不都合なことがあると不満を他人にぶつけて解消したがるようです。
その不満が登校拒否や、家庭内暴力、うつ病などのキッカケになることもあるようです。
人生の峠を越える精神力、体力がない人は、神様へ祈る資格もないのでは・・・と思います。

親心は「合格させてあげたい。あの子なら合格できる」・・・でも、試験は気持ちや願い通りに叶いません。今年も悲喜こもごものお受験シーズンが終わり、桜の花が不満を一掃するように元気を贈ってくれます。


庭園美術館の玄関前

人間には不可能なことが多々あります。不満を他人のせいにするような人は、神様もお願いを叶えてくれないのではないでしょうか。


反省・反省。 私も文句はやめてパソコンと仲よくできるように頑張ります。





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